ヴァイス脳の末路

関西圏のヴァイスプレイヤー兼ラブライバーのブログ

けものフレンズを使う8つの理由

初めまして。
関西圏でヴァイスシュヴァルツやっておりますアキといいます。関西けもの全一の座を密かに狙ってます。

最近は専らけものフレンズを回してまして、WGP大阪では柵越えできたことで、けものフレンズが、更に言えば若干テンプレから外れている「自分の」けものフレンズの力が証明されたかなと自信が付きました。
やっぱり自分で考えて入れたカード達でここまで来れると嬉しいですね。

f:id:humimaru4:20191024180136j:plain


話は変わりまして、最近ちょくちょくけものフレンズを見かけることが増えているなと思います。
そこまで1点バーンが流行っているわけでも無いのに追加も無い2年前のタイトルがなぜ今急に使われ出したのか。それはけものフレンズが持つ魅力や強さに多くのプレイヤーが気付いてしまったからだと勝手に思ってます。(マジレスするとひなろじ始め苦手対面が減って安定して動きやすくなったから?)

そこで今回は自分がけものフレンズというタイトルを使う理由を紹介します。
※自分語り注意



①作品が好きだから

ヴァイスシュヴァルツキャラゲーです。好きな作品をヴァイスシュヴァルツでも使いたいと思うのは至極当然のことですね。
自分が握り始めたのは今年の3月くらいから。けものフレンズファンはこの時けもフレ界隈に何が起こっていたかお分かりかと思います。

そう、当時けものフレンズ2とケムリクサが放送中でした。

f:id:humimaru4:20191024203155j:plain
f:id:humimaru4:20191024203200j:plain

けものフレンズ2を見て傷つきけものフレンズ1の世界観やサーバル、かばんちゃん、ボスが恋しくなった事。
ケムリクサを見てケムリクサもヴァイスシュヴァルツに来ないかなー、そうだ!同じたつき作品だし実質けものフレンズはケムリクサだ!と思った事とが重なり、けものフレンズを握りました。
(ケムリクサはプレメモに取られているためヴァイスシュヴァルツには来ません)


f:id:humimaru4:20191024203259j:plain


たーのしー!と頭空っぽにしながら回したい所ですが、残念ながらけものは脳死で回せるタイトルではありませんでした。



②1敗ラインで抜けられる可能性が高い

自分は環境トップより、皆があまり使っていないようなタイトルを好む傾向にあります。理由としてはCSや地区で1敗で上がる可能性が高いからです。
当時CS等ダカーポで0被り抽選抜けしてましたが、この頃ダカーポが地味に増えてきて追加で1敗ラインのタイトルを握っておこうかなと思ったのも握ろうと思った要因の1つです。

ただ現在ではけものフレンズの使用者は地味に増えており、しかもRewriteのように少数精鋭という感じでしれっと全勝にいたりするので必ずしも1敗ラインで抜けられるタイトルとは言いにくくなってしまいました。
実際にBCF大阪2019では全勝にけものがいて自分は抽選落ちしましたし、WGP大阪2019でも全勝けものがいました。(おそらくWGPの方はりんたろーさん)


f:id:humimaru4:20191024204124j:plain
f:id:humimaru4:20191024210023j:plain


りんたろーさんよりうまくけものを回せる自信があるなら握ってもいいでしょう。自分はそんな自信は無いですが、けもの以上に自信のあるタイトルが無いので全勝にいるのを覚悟でけものを使います。


余談ですが、WGP大阪2019は各ブロックから1人ずつけものが決勝卓に行きました。めでたいですね。



f:id:humimaru4:20191024204229j:plain
f:id:humimaru4:20191024204243j:plain



③安い(安かった)

当時は特価で買ったのもあり、一万程で必要パーツ+サインや光り物を揃えられました。 
安くて強い、最高です。
今はとあるショップで電源cx250円、ただのコモンのオーロックスが150円(もっと安いショップはあるとは思います)とか余り優しくないことになってますが、それでもまだ安い方だと思います。高いのはおめでとうの会かばんちゃんくらいです。


ここからが実戦に関わる理由です





④集中で持ってこられる疑似リフが存在する

通常疑似リフはメイン特徴が違っていてサーチできなかったり、そもそもイベントで回収手段が無かったり露骨に制限がかかっています。なので集中で持ってこられる疑似リフはそれだけで強いです。
コストが手札1枚なので、手札のクライマックスを山に戻すことが出来るのも偉いです。
f:id:humimaru4:20191024205034j:plain

ボスもクロックが0か1だとアタックできないのとメイン特徴から外れているため、
【フレンズをサーチや回収するカードで回収できない】
【フレンズを参照するカードの邪魔になる】と露骨に調整されてます。
この0か1だとアタックできないというのは結構けものにとってはキツく、1帯ならともかくどっこいしょとヘラジカが解禁され回復耐久できるようになるレベル2帯、相手に詰められないようにできるだけ3-0に近づけたいレベル3帯では結構クロックが1以下の状況が起こります。
場合によっては圧殺も行いますが、ハンドに余裕がある方では無いので厳しいですね。
ただ、それを踏まえた上でも集中によってある程度好きなタイミングで持ってこれるのでかなり強いカードです。これが存在するからけものを握ると言っても過言では無いほど、このカードは他のタイトルには無い強みだと思います。

主な使い方としては
【相手の控えが20枚、そのうちcxは2枚】→疑似リフして相手のキャンセル率を大幅に下げる
【自分の山があと20枚もあるのにcxが1枚しかない!】→なるべく控えにcxを集め、疑似リフして山にcxを大量に戻す

ざっくり言うとこういった感じです。
相手の上振れと自分の下振れを帳消しにすることができます。
ヴァイスシュヴァルツはかなり運に左右されるゲームではありますが、けものに限ってはこのカードのおかげで安定したゲーム展開が可能です。



⑤2帯からの超耐久

f:id:humimaru4:20191024205837j:plain

けものの本領発揮はレベル2からです。レベル1までは極端に言えば全くキャンセルしなくても勝てます。それを可能にできるのが2枚の回復カードの存在です。
力をあわせてどっこいしょというイベントは、1コストでハンドを減らさず回復と手札入れ替えができるめちゃ強カードです。レベル2までに握れるだけ握っておきましょう。
そして舞台にフレンズが4帯いることで手軽に早出しできるヘラジカはほぼ確実にレベル2から展開できるので、安定してレベル2のクロックを減らせます。このタイプの早出しは、けものフレンズに限っては控えのCX2枚以下の早出しより使いやすいです。数ターンに渡ってヘラジカとどっこいしょを展開してレベル2を継続するのが理想です。
忘れがちですが、ボスはフレンズに含まれないのでフレンズ3、ボス1だとヘラジカを早出しできない点とヘラジカはサイド不可を周りに与えるという点に注意しましょう。


f:id:humimaru4:20191024214834j:plain

耐久が可能なのは、回復連打のおかげだけではありません。耐久できる理由は回復+強い山を作ってキャンセルを増やせるからです。
その強い山の生成に貢献してくれるのがこのアルパカ。スタンバイを使えばレベル1から出せます。効果としてはレストで控えのフレンズをストックに埋めて綺麗なストックを増やすことで圧縮率に貢献してくれます。早めに出せば出すほどストックは増やせて次の山のキャンセル率が上がってといいことずくめです。
それに先程紹介した集中で持ってこれる疑似リフが加わります。リフレッシュする前にアルパカで1枚埋めれば、単純計算で1枚山に戻るカードが減ります。
アルパカと疑似リフを使用して強い山を作り続け、ヘラジカとどっこいしょで回復を繰り返す。
これこそけものお得意の超耐久です。

このムーブのおかげで、0-5、2-0という状況からでも高確率で逆転できます。
他のタイトルにこんなことができるでしょうか?いや、ない。



⑥防御札と、それを回収できるキャラの存在

f:id:humimaru4:20191024214910j:plain

けもの対面でレベル3の時に必ず相手が意識するカード、それが紙ヒコーキです。
このカードはイベントですが、かばんちゃんのキャラカードで比較的楽に握ることができます。

f:id:humimaru4:20191024212830j:plain

効果としては相手1対のアタック自体を封じ込めるというものです。もちろんレストしたキャラはアタック自効果も使えません。
たとえ控えに1枚既に見えていたとしても油断できません。もしかしたら2枚目があってそれを相手が握っているかもしれないという疑惑が常について回り、タイトル内にあるだけで、相手を疑心暗鬼に素陥れることができます。相手はこれを警戒してレベル1にサイドしたり、はたまたレベル3にサイドしたり。
しかし握っている側としては、相手が警戒しすぎて撃つ機会が殆ど無かったりします。WGPでも1回しか撃ちませんでした。コストも軽くは無いので、山のキャンセルが期待できそうならあえて撃たない選択をしたり、使う側も使われる側もよく考える必要があるカードです。

それともう1枚カードを紹介します。

f:id:humimaru4:20191024215455j:plain

かまどの火は、防御札というより補助カードのようなものです。が、
【回復や疑似リフを使い回す】
【相手のリバース要求を回避する】
【ゴブスレの松明で前に引っ張り出された集中やアルパカを手札に戻す】
と、防御札以上に使いどころがある便利カードです。
テンプレのデッキレシピには入っていませんが、個人的にはおすすめです。特にリバース時◯点バーン系の詰めを持つ相手には必ず握っておきたいです。
これの回収カードは、1500パンプの効果を持っており、更に色が採用カードが少ない緑なので、おすすめです。

f:id:humimaru4:20191024215924j:plain




⑦CXコンボに頼らないCX構成

f:id:humimaru4:20191024220537j:plain

現在(というよりイルカメインの頃から)のけものの型は扉電源です。ストブを入れたり電源対策に風を入れたりもしてみましたが、自分も結局これに落ち着きました。
このクライマックスはどちらも道中の島風や詰めのモカのようなクライマックスコンボがありません。電源はライオンが対応しているので詰めと言えなくもないですが、電源を2パン以降に捲るということは狙って出来ることではあまりないので、できたらラッキー程度に考えていますし、仮に捲れていてもコストが重い関係で脳死で連パンを選択出来ません。
話は戻して、けものはクライマックスコンボを使わなくてもけものは戦えます。
クライマックスコンボを使わないということは、それに縛られず、自由に動けると言うことです。

例えば青ブタの場合。現在の主流は扉電源で、1帯の動きはクライマックスコンボの梓を並べて電源を撃つ。そこから相手をリバースさせて回復梓を回収し、次に繋げるといった動きです。
しかしこの動きには成功すれば強力なリターンが得られる代わりに、欠点がいくつかあります。
1つ目はレベル1までのハンドがある程度縛られることです。序盤の少ないハンドからレベル0のアタッカー、後列等に加えて対応レベル1、対応クライマックスまで手札に握っておくと、他のカードを握る余裕があまり無くなってしまいます。そこをクライマックスコンボを成功させることで次に繋いでいくのですが。
2つ目はクライマックスコンボが失敗したときのリスクが大きいことです。クライマックスコンボに依存しているデッキは、それが仮に撃てなかったり移動で逃げられてリバースができなかったりした場合、そこからズルズルと崩れてしまうリスクがあります。

扉電源型のけものの場合は、レベル1帯をクライマックスコンボやキャラに依存していないため、序盤からレベル2帯を見据えて動くことができ、またクライマックスを積極的にレベル0のクロックに置くことで、使えるハンドの枚数も余裕が持てます。

クライマックスコンボに依存しないことで安定して動くことができ、クライマックスを想定しないことで使えるハンドの枚数が多くなる。これがけものの強みの1つです。


























⑧1点バーンメタの存在

f:id:humimaru4:20191024220559j:plain

すっかり忘れてこのまま7つ目で記事を終えるところでした。つまり現環境ではその程度の効果ということです。
現環境で1点バーンをメインに据えているデッキはサンシャインのギルキス、ラブライブのプランタン、ミリマス、ごちうさD.C.といったところでしょうか。
あとは武蔵や山下4枚のcx数バーン等不確定な物を防いだりも出来るのはありがたいですが、1点をメインにするデッキは主流では無くあまりマッチングしないので空気です。 
現環境のトップの青ブタも双葉の大活躍の1点バーンは封じられますが、対面したときの問題点はそこでは無く、封じたところであまり有利にはならないのでやはり空気です。
組んだ当初はゴブスレも8扉主流でまだメタが刺さる環境だったんだけどなぁ……。

というわけで強みの1つではありますが、メタのために組むということは無く、メインはリバース時サーチと思い出行きによる圧縮率の貢献です。
これのおかげでレベル0が少ない構築でも後行3パンできます。

それから、1点バーンを詰めにしているタイトルはけものと対面したからといってかばんちゃんをサイドで避けまくるプレイングはしない方がいいです。
そんなことしても無駄です。いずれチャンプされるので諦めましょう。


以上が自分がけものフレンズを使う理由です。
適宜添削、追加していくかもしれません。
それでは気力があれば次のけものの記事で会いましょう。

けものを一緒に極めたいフレンズさんを募集中ですので、よかったらCSにいるときにでもお声かけいただければと思います。(けものミラーは勘弁)